人形町ランチその25:「来福亭」のメンチカツは…
2010年 02月 04日
今回は、建物の「西洋料理 来福亭」の文字がいぶし銀のように光る「来福亭」さんです。
人形町は洋食の老舗が多いのよねー。
(あ、お隣の喫茶去 快生軒も気になる1軒です。)
年季の入った戸をがたぴし開けておじゃましま~す。
いきなり昭和の時代にタイムスリップ~。
1階は、めっちゃ細長いテーブルが2卓。
混んでる時にこのテーブルでの相席は厳しいかと…
この日は、先客は年季の入ったご婦人が1名のみ。
2回にはお座敷もあるそうです。
いきなり、親戚の古い家に遊びに来たかのような錯覚を覚えまする。
オムライスにしようかどうしようか迷ったけど…
メンチカツをお願いしました。
おばあちゃんが持ってきてくれたメンチカツは…
え???
たったこれだけ?
小ぶりなメンチ1個も寂しいし、キャベツの盛りもお上品だけど。
お味噌汁もお漬物もつかないのね…
なのに、でかいお茶碗にたっぷりごはん。
うーん、おかずが足りませんぞ。
メンチカツ自体は、ふわふわでジューシィ。
やさしい、懐かしいような味でとっても美味しい。
でも、でも、
やはり、ボリューム不足は否めない。
ごはんを食べきってようやくお腹いっぱいっす。
ま、850円だから仕方ないのかなぁ…
ここは、オムライスの方が良かったのかなぁ。
卓上のソースのボトルや、きれいに折られた紙ナプキンとそのナプキン立てにも、
昭和の香りがいたします。
このお店は、やはりこのレトロ感を味わう為のお店で、
お腹いっぱいになるためのお店じゃないのかなぁ。
お味は確かに美味しかったんだけどね。
小腹が減ったくらいの時に丁度良いのかもね。
850円だったらおみおつけとおしんこつけてよ~~~~って思います。600円以下だったら許すけどさ。
せっかく美味しいメンチならなんだか残念だよね~~~~。
それにしてもホントに昭和な雰囲気ね。現在の建築法を全く無視したカンジの階段の急こう配とか、モルタル造りの建物といい・・・。
ドイツ人だったら、このソースをご飯にまぶして食べるんだろうなぁ。
あぁ、洋食というものが食べたいです。
でしょ?
お味噌汁とお漬物がついてたら、ちょっとは気分が違ったんだけど…
600円くらいならねぇ…
もしくは、このミンチカツが2個ついていたら~。
このお店、地震があったらどうなるんじゃろ?と思うよね。
でも、なんやかんや言っても、ちょっと居心地は良かったのよ。
不思議。
やっぱり私が昭和の人間だからかなー。
ちょっと寂しいっすよね。
おかずとごはんのみではー。
春休みには、思いっきり洋食も召し上がってね。
ハンバーグとか、ナポリタンとか、
あ、でも、トンカツはドイツでも作れますよね。
とんかつソースは日本のを持っていかれてるのかなー。