諏訪旅行のお話の続きです。
なんと、ホテルの夕食に、飲み比べセットがありました!
やった!
「きき酒セット」は5蔵5種のお酒が飲めて1,000円でした。
さて。
わたしたち、お隣の片倉館の千人風呂を楽しんで帰ってきたら、
お部屋ではもうすでに、お食事の支度が出来ていました。
な、なんと、お部屋の鍵を閉め忘れて行ったようです。
危ない危ない。
オートロックに慣れているとだめですねぇ。
こちらのホテルの料理長は金子孝政さんという方です。
まず、
食前酒 特製花梨酒
前菜 季節の盛り合わせ このちょこちょこした前菜(八寸)を季節の盛り合わせと、ひとまとめにしてあるお品書きは珍しくない?
一口ずつの前菜をぜーんぶお品書きにかいてあるところも多い中、
わたし、このざっくりした感じ、嫌いじゃないわ。
仲居さんがちょっと説明してくださったんですけどね。
えび、ぎんなん、手毬寿司、鴨の何か…、と、鯉の薫製。
この鯉の薫製はくせがあって、面白かった。
先付け 信州蕎麦豆腐
山形村産長芋・安曇野産山葵添え
胡麻豆腐かと思ったー。
あっさりしているけれど、お酒がすすみます。
「麗人」という日本酒の蔵元が作っているクラフトビールです。
淡色麦芽を使ったキレのよい「しらかば」800円です。
私はくどいビールは苦手なので丁度いいあんばいで美味しゅうございました。
お次は御造り
鮪、信州サーモン、甘エビ、勘八、帆立貝柱 山葵妻一式。
やっぱ信州サーモンが美味しかったねぇ。
台の物 信州アルプス牛のしゃぶしゃぶ 胡麻ポン酢だれ。
これは間違いなく美味しいわぁ~~~。
お野菜類は、おネギときのこ各種だったので、きのこはぜーんぶ私がいただいちゃいました。
焼物 米茄子ときのこの味噌グラタン
茄子をオーブンでじっくり焼いてとろとろになっていて美味しいですわ。
ダンナ様はきのこ苦手なのに、
味噌グラタンしっかり食べていましたわ。
揚げ物 虹鱒の唐揚げ
青唐辛子と、塩、レモン。
にじますってこんなに小さかったけか?
パリパリと香ばしい美味しい天ぷらをいただきました。
そして、重箱に入っていたのは…
強肴 信州名物 鯉の旨煮 千切生姜
仲居さん
「小骨が多くて、めんどくさい…」と口を滑らせた後、
「小骨が多いので、気を付けてお召し上がりください。」と。
確かにちょっとめんどくさかったけど、
今まで、鯉に抱いていた、泥臭いとか、川臭いというイメージとは全く違うものでした。
弾力がしっかりしているけれど、淡泊な白身に、こっくりと甘辛い味わいの旨煮。
とってもとっても美味しかったです。
交通網が発達している今、
山奥でも朝獲れた海の幸が手に入るでしょうが、
こういう山や川?ならではの物を頂けると、
ここまで来て良かったなぁと思います。
さて、ご飯セットが出てきましたよ。
酢の物 北寄貝・ずわい蟹・胡瓜・若布・リンゴ酢ジュレ
御飯 諏訪湖産ひとめぼれ
留椀 なめこと豆腐と三つ葉の信州仕立て
香の物 野沢菜漬け、味噌漬け
この日の私達、お昼ご飯を食べそびれておりましたので、
お料理が出たら、即、ガッついて食べてしまい、
このご飯が出た時点でも、どんと来い!ですよ。
普段、旅館のご飯なんて、多すぎて食べきれないのに~~~。
煮物は 炊き合わせ 里芋・海老・三元豚・ 紅葉麩
御櫃、中にごはんがいっぱいありました。
最近お櫃を女性の方に置くは、けしからん的な論争がありましたが、
こちらのホテルでは、だんな様と私のちょうど真ん中に置かれました。
そしてお櫃いっぱいのご飯も平らげましたわ。
デザート 完熟柿ゼリー寄せ
カラメルマロン添え
マスクメロン。
お茶セットにも鷺。
お腹が減っていたのが良かったのか、
全部美味しく平らげました。
仲居さんちょっと驚いていらしたわ。
ごちそうさまでした。