見ごたえある映画でございました。:「ドラゴンタトゥーの女」
2012年 02月 20日
以前とうきゅうボウルでボーリングをしていた時、空いていた隣のレーンのモニターでずっと映画の予告編をやっていまして、気になっていたんですよこの映画。
「ドラゴンタトゥーの女」
で、映画好きのお友達と一緒に観に行ってきました。
ストーリーなどは上記リンク先を見ていただくとして…。
デビットフィンチャー監督と言えば、「ソーシャルネットワーク」も観ました。
ブルーレイだけど…。
あの映画も面白かったね。
今回の映画は、まず長い。
2時間半位あるかな。
で、最初のタイトルの映像がおどろおどろしくてBGMもハードなロック。
これ、エンドロールかと思いましたわ。
そして、予告編は観たけれど、映画の内容についてはほとんど予備知識なく観ましたので、
この世界に入り込むまで少し時間がかかって、
特に前半はちょっとうとうとしてしまった。
だって、スウェーデンのお話で、まず登場人物の名前を覚えられない。
たくさんでてくる初老の男性皆さんの見分けがつかないぃ~。
という事で、混乱していたんです。
でも、この世界に入り込んだら、もう何も見逃すまいと必死で観ましたよ。
まぁ観終わった感想として、びっちりと濃密で見ごたえある映画だったーってことと、
羊たちの沈黙と、角川映画の横溝正史シリーズと、ニキータを足したような感じかなぁ…ってこと。
主人公のミカエル(ダニエルクレイグ)さんは、相変わらずかっこええ中年男性ですな。
そして、ドラゴンの刺青を背中に入れている天才ハッカーの女の子リスベット サランデル(ルーニーマーラ)も、すごい迫力。
いや、がりがりにやせているんだけど、その存在感とかですね、いいですよ。
不幸で過酷な子ども時代を過ごしたリスベットの気持ちをすごーく繊細に表現されていました。
他人を寄せ付けない外見、孤独な暮らしぶり、
でも、彼女がいつも食べているのが、マクドナルドのハッピーセットっていうのが、
なんだか、切ない。
途中、後見人という立場を嵩にきて、
彼女を暴行したおさーんに復讐するシーンがあるのですが、
過激!でも、「もっとやれぇぇぇ~!」って思っちゃいました。
今後性犯罪者には「私は強姦野郎のブタです」って刺青を彫ることが、
日本でも、法律として整備されることを強く望みます。
世間から隔絶されたところに住む名門一族の闇の部分と殺人事件って、
ほんま、横溝シリーズで見たことがあるような感じ。
そして、事件が一段落した後にも、まだ長いオチがありまして、
それも、かたがついたその後!
最後、なんだか切ない終わり方なんです…。
あれは、あれでいいんだろうけど、後味が悪い終わり方の映画でも、おもしろいと思える作品はありますが、
これは、やはりサランデルに肩入れして見ていた身としては、
ちょっとつらいわ。
でもね、映像が奇麗なところはとてもよかったです。
原作は3部作らしくて、2部はこのリスベットが話の中心らしいです。
楽しみなんでぜひ作っていただきたいです。
とにかく、内容が濃い映画でしたわ。
おまけ
映画の予告編ってね、特に洋画のサスペンス調の映画の予告編って、
フラッシュバックみたいに、シーンを断片的に見せますよね。
しかも、すごく短時間の、一瞬のシーンをつないでいて、
シーンが変わるごとに真っ暗になるっていうの。
あれ、すっごく目が疲れて頭が痛くなるんですけど、
どうして、 ああいう予告編ばっかりなのかしら…。
