季節を味わう会席料理、メインはシロスキ(すき焼き)!を堪能しました。:京都 瓢喜(ひょうき) 新橋店
2016年 09月 26日
ちょっと良い事がありまして、夫婦でお祝いディナー。
お店は、夏にお伺いしてとっても気に入ったお店「瓢喜」さん
雰囲気はMODERN、お料理はオーソドックスで大満足。:「瓢喜 香水亭(ひょうきかすいてい)」六本木
が新橋に新しいお店を出されたという事で、その新しいお店に行ってみましたよ~。
京都 瓢喜 新橋店
ちょっと贅沢しちゃおうかなって気分の時にぴったり。
でも、老舗料亭のような敷居の高さはないので、一見さんでも気軽に行けるのがいいのよね。
銀座線の新橋駅7番出口上がってすぐ!
便利です。
ビルの6階が「京都 瓢喜 新橋店」
7階は蒸ししゃぶの「瓢喜 香水亭 新橋店」です。
こちらも全席個室で、新橋の夜景が見えます。
ちらっとJRの新橋駅が見えますわ。
鉄分が多いお客さんは、もっと電車が見える席をとリクエストしてみたら良いかも?
やはり和食ですので、日本酒をいただきましょうかね。
お店の方にお勧めを伺いますと、
「黒龍がよろしいのではないでしょうか。」
ということで、
黒龍の純米吟醸です。
お煎茶のお茶碗のような酒器でいただきます。
香りが華やかに立ち上がりますなぁ~。
いよいよ、お料理いただきます。
八寸は籠に盛り合わせです。
秋の気配を感じられるきれいな盛り付け。
日本料理の良さですなぁ。
そして!ひとつひとつがとても美味。
竹に入っているのが「焼き茄子 湯葉餡」
手前が「鯛手毬寿司」
奥が「柿釜 胡麻クリーム和へ」
柿釜の中身は巨峰も入っています。
果物と胡麻クリームを和えて前菜にしてしまう…これがまたお酒に合うのよね。
「栗蜜煮」「紫ずきん」「むかご景利」「合鴨ロース煮」「秋刀魚有馬煮」「菊花蕪」
「胡桃豆腐」
この八寸だけで二合くらい御酒をいただけそうですわ。
温物は
「きんき酒蒸し」
この日のきんきは駿河湾で獲れたもの。
この上品な白身のお魚、煮付けにすることが多いのですが、
酒蒸しでストレートにお魚自体の美味しさを、九条葱と一緒にポン酢しょうゆでいただきます。
お酒の追加は
飄喜オリジナルのお酒
「しずく」
滋賀県は竹内酒造のものです。
オーナーさんが滋賀県のご出身ということで、
滋賀に所縁のある食材が多いようですね。
私は大阪出身なのでとても親近感がわきますね。
お造りは
「戻り鰹」
宮城の鰹ですって。
ちり酢という唐辛子を入れてピリ辛に仕立ててあるポン酢につけていただきます。
酢橘を絞るとまた爽やかで美味ですわぁ。
さぁ!
いよいよ、メインの近江牛です!
綺麗なお肉です。
お野菜は九条葱といろいろなお野菜。
そしてもち麩、鉄分が入っているので赤い近江こんにゃくなど、彩り豊かです。
鉄鍋を温めるだけでお肉の良い香りが漂います。
片面だけお肉を焼いたら割り下を入れます。
この木のトングが良いの〜。
1つ欲しいわ。
探してみようっと。
調理は全てお店の方が目の間でやってくれるので、ベストな状態でいただくことができます。
中はほんのりレアなんですよ。
「シロスキ」の由来はこのつけだれ。
ヴィシソワーズのような、じゃがいものすり流し?に豆乳や生姜をミックスして作られるそうです。
詳細は秘密(笑)
外国からのお客様が多いので、
生卵が苦手な外国からのお客様にも、よろこんでスキヤキを食べてもらいたい。
という思いから生まれたシロスキタレだそうです。
じゃがいもの甘さを生姜できりっと〆た美味しいタレです。
っていうか、タレとしてではなく、スープとして食べたいですわ。
メインのシロスキがでてそれで終わりではありません。
強肴は
やきはまぐり
かます柚庵焼き
このカマスが超ほくほくです!
あ~、ごはん持ってきてほしいです~。
〆はおうどん。
さぬきうどんです。
お鍋に残ったタレにからめますが、お出汁の加減を見て、
濃いめか薄いめか、好みを聞いてくださいます。
私たちは薄めにしましてちょうどよかったです。
最後の甘味は…ラフランスのコンポート、レモンシャーベット。
サッパリ!
実はわたくし、煮た果物ってあんまり好みではないんです。
でも、こちらのラフランスのコンポートは、
ドンピシャリのちょうど良い塩梅。
生で食べるよりも美味しいと感じるコンポートでした。
そして、レモンシャーベットの滑らかさ。
酸っぱい~というクエン酸的酸味ではなく、ほのかに自然な酸味が、ちょっと甘口のシロスキの後にぴったりでした。
お店の方の接客はものすごーく丁寧で、
大切なお客様をお連れしても安心です。
平日はご接待やご宴会が多いらしいので予約は必須ですって。
瓢喜さんは、都内にほかにもお店がありますので、
また違うお店にも行ってみたいなと思いました。
ごちそうさまでした。