石田衣良さんと、ジェーン・スーさんと、三浦しをんさん。

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一か月前の事なんですけど…。

一日で3人の作家さんのお話を聞く機会がありました。

まずは…。
石田衣良先生。

公益財団法人 日本文学振興会主催の

のオープン講座に当選しました。

石田衣良先生の講座のテーマは「東京のアップ&ダウン ~小説で街を描く」
課題図書は、「墨東奇譚」 永井荷風
そして、「石の血脈」 半村良

この「石の血脈」がもう絶版でねぇ。
kindleで買わなくちゃいけないかしら…と思っていたら、図書館の予約が間に合って借りて読むことができました。

で、事前課題図書読んで会場の「ゆいの森 あらかわ」(荒川区立中央図書館)に行って来ました。 


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ものすごく、ステキな建物なんです。
そして、立派なホールがありまして、この階段状の客席の傾斜がすごくて、
多分、客席の人全員、ステージが綺麗に見えると思いますよ。

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このホールは、図書館の廊下からも見えますので、後援会の最中、子どもが何人ものぞいていました。


さて、後援会の内容ですが、
どうして、この本を課題図書にしたのか。
(そうそう!墨東奇譚はまだしも石の血脈は???だったんです。)

墨東奇譚は、この荒川の近くが舞台なのですが、
そもそも永井荷風って、超お金持ちのお坊ちゃんで今の文京区春日って山の手なんですかね?
とにかくお育ちの良い人なんだけど、下町を好んで住み続けていたと。
逆に日暮里出身の吉村昭は、有名になってからは三鷹にお住まいと、
作家は生まれ育ったところとは、反対のところに住む傾向があると石田衣良先生はおっしゃっていました。

で、石の血脈が、課題図書の理由は
石田衣良さんが学生の頃、大晦日にやることなくて、本屋さんでたまたま手に取って、
夜読みだしたら、あまりの面白さに途中でやめられなかった。
という事で課題図書です。
アップ&ダウン、関係あらしませんやん!

まぁ、おもろいっちゃぁおもろかったけど…。

そんな事より、今石田衣良先生は毎日新聞で東京大空襲の小説を連載されているのですが、
そのお話が大変興味深かったです。

夏のこの時期は、必ず第二次世界大戦についての、文学や映像の作品に触れる機会が多いのですが、
「火垂るの墓」や「この世界の片隅に」のような評価の高いポピュラーな作品は、
爆撃や原爆の本当の恐ろしさをぼかしてある。それに納得できなくて、自分で徹底的に書いていこうと思った。
というような事をおっしゃていました。

石田衣良先生は、テレビやラジオによく出演されているので、
人前でお話するのに慣れているし、
語り口がとてもソフトなのでやさしい人のように見えますが、
話す内容はとてもクールですね。

今の小説の内容についても、ものすごく残酷なシーンを書いていた時、すごくわくわくして楽しんで書いたというようなお話でした。
私はこのお話を聞いて、石田衣良先生のイメージが変わりました。
良い意味で。
毎日新聞の連載小説「炎の中へ」デジタルで読んでみるか、単行本になるのを待つか…。
読んでみようと思います。

しかし、こういう講演会的な場の質疑応答の時、
なんで年寄りは、質問ではなく、自分語りをするんだろう?
自分語りをしたがる人が多いんだろう。
お前の話なんかより、先生の話や考えを聞きたくてここに来ているんだよーっていつも思う。
そんな中、小学校の先生をしている女性と、50代位の男性の質問が良かったわー。
さて、あっという間に時間が経ちました。

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あらかわゆかりの人ということで、石田衣良先生ワゴンがありましたよ。

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せっかくですので、吉村昭記念館も見ていきました。

ゆっくりしたかったけど、夜は表参道に行かねばならないので、早々にお暇して…。

町屋駅前でたこ焼き食べて。


青山ブックセンターへ。
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こちらの、トークショーと、サイン会。
めっちゃ楽しみにしていたんです。

まぁ、ジェーン・スーさんは、ラジオもTwitterもエッセイも面白くて、
勝手にシンパシーを感じていたのですが、
三浦しをん先生は、まほろ駅前シリーズや、風が強く吹いているが大好きなのですが、
人となりは何も知らない中でのこのイベント…。

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三浦しおん先生、
めっちゃ面白かった!
「最近ずっとビヨンセの事を考えている…。」とか。
ジェーン・スーさんはこういう時の進行に慣れていらっしゃるようなので、うまい事おもろい話を聞き出して、持って行って、もう会場は笑いだらけでしたわ。

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こんなに大勢の方がお見えになっていて、すごいなぁって思います。
ジェーン・スーさんには、ラジオ界で、ぜひ女毒蝮になって頂きたいわ。



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ジェーン・スーさんは「生きるとか、死ぬとか、父親とか」の出版記念。
この本、すぐ読みたかったけど、こういう機会があるだろうと、ずっと我慢していたんです。


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そして、三浦しおん先生はこのエッセイ集。
解説と、帯のコピーがジェーン・スーさんなんです。


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三浦しおん先生のサイン~~~。
サインしてもらう間、緊張しましたわ。
他のお嬢さん方は皆さんいろいろ話しかけられて先生も楽しそうにおしゃべりされてたけど、
ええおばはん相手ではねぇ…。

にこやかにサインして握手して頂いたので、私ゃ大満足ですよ。

今、こちらの方を少しずつ読んでいるのですが、
もう、面白くて大爆笑ってところがなんどもあります。

あ~、私も三浦しおん先生やジェーン・スーさんの飲み会に参加は無理でも、
同じお店で背後にいて、聴き耳立てたくなるわ…。

と、6月23日は楽しい一日でした!


by jumbo0317 | 2018-07-23 00:33 | 本・読書 | Comments(0)

フードアナリストのじゃんぼなおかんです。食い意地こそが私の原動力。食べ物のお話、旅のお話、日々のあれこれを綴ります。御連絡はこちらにお願いいたします。   jumbo0317@yahoo.co.jp


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