今回の伊豆稲取温泉旅行。
感染症対策を考えると自家用車が一番で、
旅館に直行直帰がベストなんだろうなぁと思ったけど、
東名高速の景色と渋滞がもう飽き飽きなのと、
いやいや電車も空いてるやろなぁと、
電車で出かけました。
まず、新幹線で熱海へ。
横浜からJRの特急踊り子が便利だけど、
伊豆急行に乗ってみたかったのです。
在来線と伊豆急行の熱海駅は、多分25年ぶりくらいだと思います。
昔は快速アクティでよく熱海に遊びに来ました。
さて、伊豆方面には今まで車で行っていたので、電車の事全然知らなかったのですが、
伊豆急行という電車があり、
リゾート21という特別な列車がある事を知りました。
特別だけど、普通列車です。
黒船電車とキンメ電車の2種類。
私たちは、伊豆稲取に着いたら、
伊豆稲取名物「肉チャーハン」を食べて旅館に行く予定だったので、
伊豆稲取駅に11時23分に到着する黒船列車に乗る事にしました。
その前だと9時半ごろ、その後だと13時半ごろで、キンメ列車です。
熱海駅で乗り換え時間が30分近くありました。
いつも、乗り換え時間をタイトに設定計画する私にしては珍しい事です。
ホームの一番端っこ。
1号車のところで待っていたら、
列車の編成が短くて、1両分先に停車しました。
下田発、熱海行き列車の折り返しです。
錨のマーク。
コロナ感染対策で、密を避けるためでしょうか、展望席は立ち入り禁止でした。
この列車の面白いところは海に向かって正面になるよう、横向きシートがある事です。
沿線の見所や歴史のポスターも勉強になりました。
トンネルが多いから、結構真剣に読む時間があったのです。
お天気も良く、伊東辺りのパームツリーが南国調でわくわくしますね。
こちらの「サンハトヤ」には、ハトヤ宿泊時、プールとお風呂にお邪魔しました。
3段スライド方式!
鉄ちゃんではないのですが、
運転席からの景色は気になるわぁ。
と、ちょっと見に行きました。
とにかくトンネルが多いのよ。
トンネルとトンネルの合間に、こうして海が見えます。
途中キンメ列車ともすれ違いました。
いちいち楽しく、喜んでいる、
落ち着きのないおばちゃんです。
伊豆大島も見えてきました。
伊豆稲取駅に到着です。
1時間と13分。
海の景色が素晴らしいのですが、思っていたよりトンネルが多く(しつこい!)絶景がたまにしか見えない所にありがたみがあるのかしら?とも思いました。
伊豆稲取駅も想像以上に田舎のこじんまりした駅で、それが逆に旅してる気分を盛り上げてくれました。
あちこちで見かけるつるし雛ですが、伊豆稲取発祥だそうです。
駅前ロータリー、タクシーが一台停まっていました。
観光案内所もあります。
きっとコロナ禍でなかったら、
このシルバーウィークは賑わっていたんだろうなぁと思います。
緊急事態宣言中の移動ではありますが、
夫婦2人では騒ぎようもなく、
たまにボソッと言葉を交わしながら、
電車の旅を楽しみました。